2010年6月19日土曜日

Calculator - These Roots Grow Deep12"(SOLD OUT)

Calculator - These Roots Grow Deep ¥1,230 *SOLD OUT

カラーヴィニールのみ極少量再入荷しました。レーベル在庫残り僅かだそうなのでお早めに。

アメリカはカリフォルニア出身の若手激情/ポスト・ハードコア・バンド、Calculatorのこれまでに出したJohn Cotaとのスプリット、Moldarとのスプリット、"Arguments" EP, さらに未発表曲やデモなどを収録したこれまでのディスコグラフィー12"です。

僕がこのバンドの音源を初めて聴いたのは、B面に収録されてる"Arguments"っていう6曲入りのEPで、当初聴いたときはそのAmerican FootballやOwenを思わせる穏やかなギタートーン、Braid的なポスト・ハードコア感、そして洗練という言葉から2万光年ぐらい離れた脱力系の絶叫ボーカルのミスマッチ具合にやられまくりました。「静と動」の「静」の比重がかなり大きくて、しかも壮大でも泣き泣きでもない新感覚。じわじわハマって結局、多分30回ぐらい通して聴いた気がします。

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さて肝心の中身について。A面の最近の楽曲は以前よりも少しシリアスな雰囲気で、全体的にテクニカルな側面が強い印象。個人的なハイライトはSunny Day Real Estateを思わせるギターワークが印象的な"Breathing In"、それにテクニカルに疾走するギターリフと微妙なメロのボーカル、そしてモヤシすぎるコーラスの絡みが秀逸な"Bandages"など。

B面はさっき書いた"Arguments" EPと未発表曲1曲。こちらはキャッチーで明るい側面が強い印象。
1曲目"Fivethousand"の切ないアルペジオで淡々と進んで、最後に疾走するパートでディストーションペダルを踏むかと思いきや、クリーントーンで通すあたりが半端ねえセンス。2曲目"Abroad"は恐らく一番キャッチーな曲。アメフト的なアルペジオを爪引く序盤から、やばいぐらいキャッチーな歌メロが登場するラストで鼻歌必至。3曲目"2012"もかなりキャッチー。Kid Kilowattのこの曲みたいなイントロで疾走しつつ、最後の"twelve, twelve, twelve, twelve..."っていう悲壮感だなんだが馬鹿らしくなるような脱力もののリフレインで〆るのが最高。4曲目"Friendslikepaddles"は静と動を頻繁に行き来する曲で、最後のシンガロングで小声で参加せざるを得ない。5曲目"Presence"も相当にキャッチーな曲。この曲が一番Cap'n Jazzしてる気がします。そして最後6曲目"Memorial"、これが個人的に超名曲。ごたごた言ってもあれなので詳しくはマイスペで"Presence"からの流れで聴いてください。

CD-Rの方には、これに続いて初期のデモが3曲収録。よくもまあこれ人に聞かせようと思ったな…的な、壮絶にしょぼ過ぎるデモ・ヴァージョンが聴けます。この自虐的なユーモアのセンス好きだなあ。

そんな感じで、Suis La LuneとかFire Team Charlie, Moldar, Kidcrash辺りが好きな人からAmerican Football, Owen, The Promise Ring辺りのキンセラ系のバンド、それにOn the Might of Princes, I Hate Myselfとか好きな人にかなりお勧めしたいオウサムな作品。

現在これを引っさげてSuis La LuneやMy Heart to Joyなんかと一緒にライブやってるようで、頑張ってほしいです。日本来たがってるからいつか呼びたいな。

http://www.myspace.com/clcltr

(笹川)

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